MTPプラスチック染色とは?
染色は、塗装でも、材料着色でもありません。
プラスチックの内部に染料が浸透することで着色します。
- PMMA・PVC・PP・PEなどの汎用樹脂
- PC・POM・PA・PET・PBTなどのエンジニアリングプラスチック
- PEEK・PPSなどのスーパーエンジニアリングプラスチック
染色は塗装のように塗膜を作りませんので、塗膜が剥がれる心配はありません。
また、塗装のできない樹脂、PPやPOMやUPEなどにも染色は可能です。
蛍光黄色、蛍光ピンクなども多くのプラスチックで染色可能です。
- 射出成形品、切削成形品、押し出し成形品、ブロー成形品、真空成形品、3D造形品、光造形品、カットした板状品などあらゆる成形方法に対応しています。
染色品のbefore→after
染色によりプラスチック成形品の物性や性質が変化することはありません。染色後に接着、溶着、塗装や印刷、二次成形なども染色前と同様にできます。
金属部品との組み合わせ品や一体成形品もほとんど問題なく染色できます。ステンレスやメッキなどの金属部分は染まらずプラスチック部分だけ染まります。
PTFE・PFA・PVDFなどのフッ素系樹脂も染色可能です。
PTFE・PFAは小部品、薄い色に染色可能です。
ムラカミ考案 MTPプラスチック染色
- 弊社が開発したオリジナル染色装置で染色しますので、色ムラのない美しい全体染めが可能です。
- 大小6台の機械で対応しますので、小部品から大きい部品まで対応が可能です。
染色対応サイズ
染色可能な最大の大きさは約600mm×680mmまで
棒状やパイプ状のプラスチックは最長約1000mmまで染色できます。