MTPプラスチックの染色


 樹脂の染色は、一部の工場や趣味などで鍋などの大型容器に染料と水を入れ熱を加えることで着色していると聞きます。 この方法では、色ムラや染まりの悪さ、染色できる樹脂が限られる事、溶剤を用いるため危険性があるなど、商品として販売するために数多くの問題点があります。

 西陣に染料や薬品を長年販売していた弊社に、樹脂加工会社の方から「成形した樹脂を染色によって美しく着色する方法はないか?」 と、思いもよらない相談から、京都伝統の染色で、美しく染まるプラスチック製品を世に出したいと研究が始まりました。

それから試行錯誤を繰り返し、約4年の歳月を経て、国内で初めてプラスチック製品を安全な方法で染める 「MTPプラスチック染色」を弊社で開発致しました。


ポリカ色・ポム

 しかしMTPプラスチック染色の実現には、鍋釜での煮沸染色では限界があるために、 弊社の独自技術の実現のため、オリジナル設計の大型染色機を研究・開発しました。
 そして樹脂毎の染色条件を研鑽し、現在ほぼ全ての樹脂への染色を可能にしました。
同時に、リピート時の安定した再現性と、大量生産への染色も可能となりました。

 弊社のMTPプラスチック染色は、塩素系工業薬品や有害物質等は一切使用せず、
染料と薬品のみの使用で人体や自然に優しい染色方法になっております。
RoHS規制やREACH規制、アゾ染料/アミン規制にも該当しません。
食品衛生法にも問題なく対応しております。
(MSDSの発行も可能になっております)
その安全性から現在ではバイオプラスチックの着色にも利用して頂いております。

ポリカ染色

 家庭用の樹脂製品から、医療機器や産業機器への部品、3Dプリンター造形品の染色依頼を多数いただいております。
プラスチック樹脂成形品を染色するということは、耳にしたことがない人が多いと思います。
テスト・試作などもさせて頂いておりますので、興味をお持ちになられたらぜひご連絡をください。

以下は、弊社が実際に染色させて頂いた樹脂の一覧を掲載させていただきます。


染色実績一覧表


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